2011年2月21日月曜日

新しい本



 私の新しい本、『イノセント・ガールズ 20人の最低で最高の人生』(アスペクト)が23日に発売になります。
 PR誌「アスペクト」に連載していた「彼女のリトルキングダム」をまとめたものです。
 私が心惹かれた女性たちの評伝ですが、日本ではまだ名前が知られていない人たちも多数。魅力的で、悲惨で、馬鹿みたいに純粋で、ずる賢くて、面白い女たちの物語です。
 灘本唯人先生の絵を使った素敵な装釘は名久井直子さんの手によるもの。帯の推薦文は岸本佐知子さんに書いていただきました。
 お気に入りの一冊です。この本を書くことで、何だか自分も大人になったような気がしています。
 女性たちのライフストーリーですが、前にリチャード・イエーツの『イースター・パレード』のレビューを書いた時、「この感覚に男も女もないですよ」と編集の人がメールに書いてきたことを思うと、男性も同じように沁みるかもしれません。
 人生に惑い、手探りで道なき道を進む、闘う人たちにこの本を捧げます。
 手にとってもらえると嬉しいです。

営業報告



「ギルモア・ガールズ」よりデイブ・エガーズのポスター(!)が貼ってあるローリーの寮の部屋。

 今週末公開の『恋とニュースの作り方』のパンフレットにコラムを書いています。女子映画ですが、男女問わず「ソルジャー社員」の悲哀を知る人に見て欲しい映画です。
 CDジャーナルのアメリカ学園天国はFOXで第二シーズン開始目前の『glee』。傑作ドラマ。
 「本の雑誌」と「FraU」で取り上げた本は以下の通り。

リディア・デイビス
『話の終わり』
朝吹真理子
『流跡』
ジョン・フランクリン・バーディン
『悪魔に食われろ青尾蠅』
オルハム・パムク
『無垢の博物館』
サーシャ・ソコロフ
『馬鹿たちの学校』

2011年2月6日日曜日

ニューヨーカーの表紙から




 Charles E. Martinの作品そのニ。

 七十年代になると、彼の絵から人物が消える。

 身近な物に焦点を当てた静物画が多くなる。

 ベトナム戦争後のアメリカの雰囲気を物語っているのかもしれない。

 いかにも「週刊誌の表紙」らしい絵。

 柳原良平は五十年代〜六十年代の彼の絵に影響を受けていそうだが、和田誠は七十年代のチャールズの絵を週刊文春の表紙のお手本にしていそうだ。












ニューヨークで買った本 その2



 去年の続き
 ブルックリンはウィリアムズバーグのSpoonbill & Sugartown
 初めて行った時は古書店だったけれど、徐々にセレクト新刊書店の色を強くしていって、今ではウィリアムズバーグのランドマーク的な存在に。
 二匹いる看板猫のうち、ヘイズ君は平台に並べられた本の上で眠るのが好きな子。店員も客も誰も文句を言わず、ヘイズ君のお腹の下から本を取っていく。いいな。


 買った本は四冊。『This is my book This is your book』はお店の十周年を記念して作られた本。常連のお客さんと買った本の記念写真の数々や、店員によるイラスト・エッセイ、絶版本からの再録(その本のページを写真に写す!)など、充実の内容。
『Design as Art』はブルーノ・ムナーリの『芸術としてのデザイン』。このペンギン版で持っておきたかった。
『Musical Paintings』はマルコム・マクラーレンがキューレーターをつとめた展示会のミニ・ブック。確かタワー・ブックスも取り扱っていたと思う。
『How to Make Books』はD.I.Y.女子必携! 私家本やzineを作りたい人のために、素敵なアイデアを提供してくれる。



This is my book This is your book

How to Make Books

2011年2月5日土曜日

ニューヨーカーの表紙から




Charles E. Martinの作品その一。

彼の商業イラストの作品集があったら欲しい。

五十年代から七十年代にかけて、ずいぶん長い間「ニューヨーカー」の表紙をやっていて、前半と後半では作風が変化している。

六十年代前半までは、人がびっちり描かれたものや、パターンを繰り返したものが多い。アメリカという国が豊かになって、大量生産の体制が出来つつある、そんな時代。いろんなことが画一化されていくことへのチャーミングな風刺を感じる。
















Breakfast Club






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2011年2月3日木曜日

美しい壁紙







レオポルド

豹柄のアイテムを何かひとつ、と考えている。





















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2011年2月2日水曜日

ニューヨーカーの表紙から

ギャラリーや美術館をテーマにしたもの


















2011年2月1日火曜日

大事な告知と営業報告



 私の新しい本、『イノセント・ガールズ 20人の最低で最高の人生』が二月終わりにアスペクトから出ます。PR誌「アスペクト」に三年間連載していた「彼女のリトルキングダム」に加筆修正・追加したものになります。
 思い入れの強い連載だったので、書籍としてまとまって嬉しいです。

 三月二十六日(土)一時半から、プランタン銀座のエコール・プランタンにおいて、
「ウィンプスター」がテーマの講座をやります。詳細&申し込みはこちら。映画を引用しつつ色々とその生態について解明していきたいと思っています。

 『ゼロ年代プラスの映画』に参加しています。私はガールズ・ムーヴィについて書いています。
 「真夜中」の巻頭に「ねえ、暗闇の中のにいる君」というコラムを書いています。
 「シュプール」のDVD連載は新旧女子スポーツ映画について。

 画像は『イノセント・ガールズ』で取り上げたイディ・ブービエ・ブーバーの写真集。同じワンピースを二十年後にリメイクして着回している。お洒落。