2010年11月19日金曜日

営業報告




現在発売中の「En-Taxi」に「プレッピーということ」というコラムを寄稿しています。

「リバティーンズ」四号には『ジェントルメン・ブロンコス』のレビューを。しつこいようだけど、私は邦題は使いませんよ。


Twee Grrrls Clubによるコンパイル・アルバム、「Grrrls Talk」のリリース・パーティでゲストDJをすることになりました。11月26日の七時から、場所は原宿のVACANTです。是非いらして下さい。


「FraU」の映画コーナーでは『遠距離恋愛』『キス&キル』等から見る、二極分化する最近のアメリカのラブコメ映画の傾向について書いています。


「FRaU」の読書日記と「本の雑誌」の新刊レビューで取り上げた本は以下の通り。


ポール・オースター
『オラクル・ナイト』
アナイス・ニン
『ミノタウルスの誘惑』
アリス・ホフマン
『ローカル・ガールズ』
『新訳チェーホフ短編集』
キャロル・オコンネル
『愛おしい骨』
ジェリー・オッペンハイマー
『Front Row アナ・ウィンター ファッション界に君臨する女王の記録』
木皿泉
『二度寝で番茶』

2010年11月18日木曜日

11/01-11/14のベスト10




ドガ展 横浜美術館

 よく晴れた秋の日、踊り子たちを見に。「エトワール」は初来日だったのね。ということは『悪魔の花嫁』のあの初回エピソードは架空か…(マンガと現実を混同)。彼の描くダンサーたちはスタティックでも、鍛え抜かれた肉体美でもなく、「俗」と「肉」の美しさ。併設の同時代フランス写真展が拾い物。ラルティーグのプリントも多くて満喫した。

ゴッホ展 国立新美術館

 ゴッホの作品は言わずもがな、ゴッホ美術館の同時代コレクションにいいものが揃っているのに驚いた。個人的にはオルセーの時よりもずっと見応えがあった。立体で動画。ゴッホは思わず触りたくなるね。いけないけれど。

市川崑 初期作品集 シネマヴェーラ

 『恋人』と『あの手この手』を見に行きました。前者は池辺良追悼…もっと淡々とした話かと思っていたら、久慈あさみの心の揺れがドラマティックだった。カフェでアイスクリームを食べて、映画館で『哀愁』を見て、スケートをして、天ぷらを食べて、ダンスホールで踊って…明日に結婚式を控えたヒロインは彼にどうしても好きって言って欲しい。せつなかった。池辺良はとんでもない美男子。五十年代の小田急新宿駅が見られたのも嬉しかった。『あの手この手』は久我美子のはねっかえりぶりが見事。シュルダーバッグをぶんぶん振り回して歩くところ、可愛かった。『挽歌』の時は久我様にモダンな役は似合わない!って思ったけれど。

芦川いづみDVDセレクション

自分の代表作として『誘惑』『硝子のジョー』『明日晴れるか』を選ぶ芦川いづみは、作品を選ぶ目がある人だ。初見の二本、彼女自身の出番が短い『誘惑』は、若い世代のめまぐるしい恋模様(左幸子も渡辺美佐子もカワイイ)と、千田是也の秘めた純愛の対比が面白い。そのおじさまの欲望に応えるいづみ様…。ポケミス版の
『美の秘密』『狙った獣』が洒落た使われ方をしている。『硝子のジョー』はイタリアン・ネオ・リアリズモin北海道!って作品。ザンパノが二人がいる変な構成の『道』なんだけど、いづみ様はザンパノ二人分に耐えうるジェルソミーナをやっていた。この映画の彼女、お姫様のイメージからはほど遠いけれど、素晴らしかった。うわあんと泣く顔が最高だった。

The Word made flesh Literary Tattoos

 ニューヨークのダウンタウンやブルックリンを歩いていれば分かることだけど、アメリカの文化系男女はめっちゃタトゥーを入れている。これは文学をテーマにしたタトゥー写真集。大好きな小説や詩のフレーズだけではなく、ケルアック(+『路上』のラスト)やホイットマンなど作家のポートレートを入れる人、ビアズレー、エドワード・ゴーリー等の挿絵を入れる人、背中いっぱいに詩を全部入れる女子…。すごかったのはアドルノのエッセイを全文背中に入れている老人。文学界の有名人も登場。ジョナサン・レセムは『ユービック』。タオ・リンは…自分のアホみたいなイラストを入れている。

・横浜バーニーズ

 ドガ展の時に久しぶりに寄りました。全てのバーニーズ・ファンが認めるように、バーニーズは規模・セレクト・雰囲気、全て横浜が最強。ちょうどジョナサン・アドラーのフェアをやっていたので、カレンダー等を購入。男子のフロアでは、海をバックにジャズバンドが演奏していた。

45°CENT QUATRE VINGTS
 
 津田陽子さんのタルトを食べに。小ぶりでおいしかった。アップルタルトを選んだので、次は「おばあちゃんのタルト」を食べる。紀尾井町のこの通り、オーバカナルもあってまるでパリのよう(→馬鹿)。柚木麻子さんと山内マリコさんという二人の新人賞作家を引き合わせたお茶会(すぐにオーバカナルで午後飲みに突入)だったんだけど、お喋りが盛り上がって楽しかった! 

ラ・ブーシェリー・デュ・ブッパ

 ジビエを食べに。硝子ケースの中に吊るされた肉のかたまりがインパクト! まるでチョコレート・ムースのような鹿のブータンノワール、イノブタにキジバトの炭火焼、どれも野趣を感じてうまかった。今度は大人数で更にいろんな肉を食べてみたい。

・フードショー

 ジビエといえばオギノ。最近すっかり予約が取れなくなってしまった…そんなオギノが東急フードショーに登場。数日通って、名物パテ・ド・カンパーニュ、蝦夷鹿のカレー、レバーペースト等を購入。この時のフードショーはすごかった。愛するラ・ヴィエイユ・フランス、アカシエ、パリセヴィエイユ…。個人的に「ラデュレ潰し」と呼んでいるアカシエのアントワネットにはありつけなかったが、スパイスが効いたチョコレートケーキは気に入った。

・ハートモチーフのパンプス

 キラキラのアホな靴を買ってしまった。銀座三越で。