
本と本屋について、まだ全然書いていない。
どんな本をどんな本屋で買ったか、さわりだけでも紹介しておこうと思います。
以前、ウェスト・ヴィレッジにあった12th Street Booksという古本屋さんが大好きだった。マンハッタンから撤退してしまって寂しいな、と思っていたら、同じ人がブルックリンで新しい古本屋を始めた模様。泊まっているホテルのすぐ近くだったので行ってみた。
滞在したのは短い時間だったけれど、素敵な古雑誌とペーパーバックを手に入れた。
「マッド」の編集者、ハーベイ・カーツマンが60年代に主宰していた幻の雑誌「Help!」のカトゥーン傑作選とゲーム・ブック。後者の編集アシスタントには、カーツマンの押しかけ弟子であるテリー・ギリアムの名前がクレジットされている。今見てもヒップ!
1956年の「エスクァイア」。ヘンリー・ウルフのデザインが素晴らしい。
同じくヘンリー・ウルフがデザインを手がけたショウビズ・マガジン「Show」は今回の掘り出し物! エディトリアル・デザインに興味がある人ならば、みんな見て狂喜するような素晴らしい雑誌である。捨てページが一枚としてない。
ヒロやイヴ・アーノルドによる写真、トミー・アンゲラーのイラスト…。一枚、一枚、全部見せたいくらい。
「Show」からミルトン・クレイザーのコラージュ。こんなページばかりだ!
1950年代の観光マガジン「Holiday」のパリ特集号。これまた、全ページを見せたいようなクオリティ。表紙の凱旋門の写真はロバート・キャパ。次号予告に「ハワイ」とあって、夢が膨らんだ。
「マドレーヌ」シリーズでお馴染みのルドウィッヒ・ベーメルマンスのイラスト!
1940年代の「ニューヨーカー」。古い「ニューヨーカー」誌は大量にあったので、マニアは是非とも行くべき。
「ローリング・ストーン」誌の十周年記念号。アニー・リーボヴィッツの特集は見応えがある。
この時点でのキャメロン・クロウの(ローリング・ストーン誌刊行以降の)ベスト10アルバム。
・スティーリー・ダン『うそつきケイティ』
・トッド・ラングレン『サムシング/エニシング』
・ジョニ・ミッチェル『バラにおくる』
・レッド・ツェッペリン『フィジカル・グラフィティ』
・オールマン・ブラザーズ・バンド『フィルモア・イースト・ライヴ』
・ジャクソン・ブラウン『ジャクソン・ブラウン・ファースト』
・スピナーズ『フィラデルフィアより愛をこめて』
・ビートルズ『ホワイト・アルバム』
・イーグルス『イーグルス・ファースト』から「テイク・イット・イージー」
・クロスビー、スティルズ、ナッシュ&ヤング『So Far』から「オハイオ」
今聞いたら、違う答になるだろうか。
どれも状態が良くて満足。ブルックリンで古本屋を探している方にお勧めする。


