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ここのところ、こればかりですまない。
三月はいろんなところで話す機会があります。
まずは来週末に迫っているエコール・ド・プランタンの「セレブと映画」。
今までいろんな切り口で映画を紹介してきた講座ですが、今回はテーマがテーマだけに華やか。
各時代、どんな人が(映画の中で)セレブリティとして扱われてきたのか。どんな風に描かれてきたか。映画人ではないセレブリティが本人役で特別出演している作品を含め、映像資料を交えて色々と解説していきたいと思っています。
三月七日(日)午後二時から午後四時まで。場所は銀座プランタンのモード館五階。受付の電話番号は03(3567)7235になります。
三月十四日は大阪に行きます。
大阪のitohenにて行われる〜文芸誌「APIED」と山下陽子作品展〜の一環として、「映像の中の文学少女」というテーマで話します。時間は三時から。参加費は千円、ワンドリンク付き。まだホームページに情報は載っていないようですが、予約は会場の方に問い合わせて下さい。ちなみに同じイベントで十二日の五時半には若島正先生が登場! 「“ロリータ”の読者たち」というタイトルでお話をするそうです。こちらは五時半から。
そして三月二十六日から千駄ヶ谷のメディア総合研究所にて「『セックス&ザ・シティ』の文化史」という四回シリーズの講座が始まります。毎月第四金曜日午後七時半〜九時半まで。一コマ三千円で、四回通期で申し込むと一回サービスで九千円になります。
こちらは青山学院大学の大和田ゼミでやった「ダイアナ・ブリーランドとアナ・ウィンターの間にある映画史」の完全版。『セックス&ザ・シティ』を見たことがなくても、「女性誌の歴史」「女子映画」に興味がある人なら楽しめるはず。正直、めちゃめちゃ力が入れて準備しております。
ブックジャパンではボブ・ディランの恋人、スージー・ロトロの回顧録『グリニッチヴィレッジの青春』のレビューを書いています。ブックジャパン自体が更新を終了するので、私の更新は今回が最後になります。ディランのファンや音楽マニアだけではなく、いろんな女子に読んで欲しい素敵な本です。
現在発売中の『spur』の「脱力文庫」特集に参加しています。ゆるーく楽しめるさまざまな文庫を集めた、イイ特集! 私が持っていった中ではこの本が大好評。私的にも一押しです。これ読むとシブがき隊の「恋するような友情を」、聞きたくなること請け合い。
「サヴィ」の未公開映画DVDコーナーはもちろん『恋のからさわぎ』について。
現在発売中の「Quick Japan」でアメリカ学園ドラマにおける学内ヒエラルキーについて書いています。話題沸騰、『glee』についても触れているよ!
始まったばかりだけど、『glee』は面白いね。主演のレイチェル・ベリー嬢、私はブロードウェイ・ミュージカルの『春の目ざめ』で生の姿(とおっぱい)を見ているんだけど、舞台では可憐で華奢に見えても、テレビだとトゥー・マッチに写る造作なんだなと思った。そしてフィン役のコーリー・モンテース、『ハイスクール白書』と『アメリカン・パイ』の頃のクリス・クラインにそっくり! ルックスもアホさ加減も。
「Don't stop Believing」は「ダサいけど胸を打つもの」の代名詞となった。事実、泣ける。歌詞も後半にやっと大サビが来る構成も。
「本の雑誌」と「FRaU」で紹介した本は以下の通り。
『ああ、なんて素晴らしい!』ショーン・ウィルシー
『ブラッド・メリディアン』コーマック・マッカーシー
『白い城』オルハン・パムク
『マドゥモァゼル・ルウルウ』ジィプ(森茉莉訳)
『抱擁』辻原登
『食べて、祈って、恋をして』エリザベス・ギルバート
『モールス』ヨン・アイヴィデリンドヴィスト
三月七日に行われるエコール・ド・プランタンの講座、「セレブと映画」は受付中です。受付の電話番号は03(3567)7235になります。

日本でも柴田元幸先生の翻訳で、数多く出版されているエドワード・ゴーリーの絵本。
ナンセンスでダーク、それでいながらキュートな彼の絵本は当然本国でも大人気で、著作で絶版になったものはほとんどない。
その例外が1965年に出されたこの『The Recently Deflowered Girl』である。 あるサイトがこの絵本の全ページを紹介したところ、アクセス過多でページが見られなくなった。その評判を聞きつけたBloomsbury Publishingによって、このたび『The Recently Deflowered Girl』はめでたく再発となった。ここはインターネットの動きに敏感な出版社で、読書サイトでVirago Modern Classicsでずっと品切りになっている『The Brontes went to Woolworth』が話題になった時も、すぐに反応して再発を決めていた。
で、『The Recently Deflowerd Girl』の内容はというと…。「花つみ取られたばかりの少女」というタイトルの通り、色んなシチュエーションで「やられちゃった」女の子の軽いエロ小話集なんである。それがマナー・ブック方式になっていて、Hyacinthe Phyppsなるマナーの権威のご婦人の、「こんな風にやられちゃった女子への(まったく役に立たない)一言アドバイス」が最後に入るという、何というか、プレイボーイチックな一冊。もちろんHyacinthe Phyppsは架空の人物で、テキストを書いているのはメル・ジャフェという作家である。
エドワード・ゴーリーとこういうエロが結びつくとは思わなかったので、意外な感触だった。これは日本では出ないのかな?
ちょっぴりさばけたガールフレンドとして、意中の彼氏にバレンタインに贈るのはいかがでしょう?