
ネリー・マッカイのメジャー復帰盤は、(もともとデビュー時に引きがあった)Verveから。彼女がリスペクトしてやまないドリス・デイのトリビュート盤。しかし、ジャケットやブックレットのドリス・デイ・コスプレを見ると、愛しているのが悪意たっぷりなのか分からない。実はネリー・マッカイ、動物愛護運動により、ドリス・デイから賞をもらったんだそうです。そんな訳で、ブックレットには「我動物を愛する」的な有名人の名言集が。
こういう現行の歌手によるスタンダード歌手のトリビュートっておとなしくなりがちなんだけど、ネリーは編曲者でもあるので、ちゃんと彼女のカラーが出ていて良かった。相変わらずマレット系の楽器使いが上手い。ベストはウクレレで奏でた「メディテーション」と、作曲者への目配せでフレンチ・ホルンを入れたバカラック作の「花は贈れないで」か。前作に続きボブ・ドローも参加。
一曲だけ入れたオリジナル曲も他のナンバーと比べて遜色のない出来だし、ほぼ満足。出来れば私の好きな息子テリー・メルチャーによるドリーミーなナンバー
「Move over,Darling」も入れて欲しかったけれど。(オリジナルはベスト盤で聞けます)でもこちらはトレーシー・ウルマンの名カバーがあるからなあ。
「Normal As Blueberry Pie」レコーディング風景
ドリス・デイの「Move over,Darling」
トレーシー・ウルマンの「Move over,Darling」





